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Microsoft Edge に Web MIDI API をサポートして欲しい

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ブラウザから MIDI 機器を直接制御できる「Web MIDI API」。MIDIキーボードから演奏情報を受け取ったりMIDI音源を鳴らしたり、音楽系アプリを作るには非常に重要なAPIです。また、ブラウザのアプリからハードウェアの端子を直接叩けるという点でも貴重で、楽器に限らず様々な工作系への応用も可能です。今の所このAPIをサポートしている大手ブラウザは Chrome のみですが、どのブラウザでも使えるAPIとしてもっと広まって欲しい所です。 という事で、ユーザーからの Microsoft Edge 開発チームへのフィードバックとしてこのページから要望を出す事ができます。 メールアドレスがあれば誰でも、3票まで投票できます。 EdgeのWeb MIDI APIサポートに清き3票を! https://wpdev.uservoice.com/forums/257854-microsoft-edge-developer/suggestions/6508429-web-midi-api

Faust勉強会 #1

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8月26日、東京ENGAWAにて第一回Faust勉強会がありました。Faustというのはいわゆる音響信号処理言語の1つです。 https://faust-jp.connpass.com/event/63886/ 実は5年ほど前に、私もその存在を知って一度記事を書いた事があったのですが、Faustで記述したコードからオンラインコンパイラ等を通してVSTやJavaScript等に直接落とせるというなかなか魅力的な機能を持っています。ただし記法が独特すぎてちょっとかじる程度では使いこなせなさそうでそのままになっていました。 以前の記事 : Faustに衝撃を受けた・・・
process = (_,0.5 : * <: *,* :>_ ) ~ _;
ひー、何となくわかるようで初見ではさっぱりわからねーw 今回Faustをがっつり使っているという松浦さん(@tomoya_nonymous)さんの解説があるという事で参加してきました。松浦さんの話では、おそらく日本でFaustをがっつり使っているのは彼一人だけではないかという事で参考資料を探すにはなかなか辛そうな環境ではありますが、WebAssembly の利用やWeb MIDI API との連携等、最新のWeb技術の取り込みも積極的に行われているようです。 勉強会で使用した資料を公開してくださっていますので、これを見れば大体のイメージは掴めるかと思います。 Faust勉強会 #1 資料 第二回勉強会を11月26日あたりに計画しているとの事ですので興味がある人は是非。 とにかく今はFaustを触っている人の人口が少なすぎるので、なんとかFaust使いを増やしたいという所ですね。

メールパスワードのクラック

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8月31日、普段使っているメールアドレスのパスワードがクラックされてスパムの踏み台にされてしまったようです。 今日の3:00頃から、海外IPからメールアカウントの認証を通過されて1万通ほどのスパムを送ってしまった模様です。ご迷惑をおかけした方には申し訳ありません。 多分スパム送信に使われただけで、私宛のメールが消されたりはしていないと思うのですが、もしメールを送ったのに届いていないぽい方がいればもう一度連絡をいただければと思います。 このアドレス自体はあちこちのメールアドレス登録なんかで使っていたので、怪しいリストにも収集はされているようでスパムのリターンアドレスなんかに使われる事はあったのですが、パスがクラックされたのは初めてです。取りあえず対処はしましたが、このメールアドレス自体封印するべきだろうか、困った。

HTML5カンファレンス

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9月24日(日)東京電機大学 千住キャンパスで「Web技術者の祭典」、恒例のHTML5カンファレンスが開催されます。 WebMusicDevelopersJP も展示コーナーを設ける予定ですのでお立ち寄りください。 なお入場には事前の登録が必要です : https://html5j.connpass.com/event/64992/ 日時:2017年9月24日 10:00〜19:30 (9:30開場) 会場:東京電機大学 千住キャンパス 1号館(東京都足立区千住旭町5番) 定員:1,600人 参加費:無料 http://events.html5j.org/conference/2017/9/

MIDI=>DMX変換:Webアプリから照明を制御する

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ステージ用の照明機材はDMXという規格に対応したものが多く、専用の制御卓からコントロールできたりするのですが、これをWebアプリからやりたいな、と言う事でちょっと試してみました。

なお同様の試みは@toyoshimさんなんかも既にがっつりと基板から作っているので特に目新しいというものでもないのですが、工作が面倒だったので、ありものの組み合わせでなんとかしようという戦略です。

参考 : とよしま語録:照明機材を身近に

DMX?

DMXというのは電気的にはただのEIA485のシリアル通信で、これを使って512チャンネルに対して8ビット、0-255の値を順次送信するという非常に単純なプロトコルです。

各照明機材にはINとOUTの2つのDMXコネクタがありますので、制御卓等のマスターから順次デイジーチェーン接続してゆきます。各照明機材は例えば色の制御や光の方向の制御等、自分が使いたいだけの複数のチャンネルを使用して制御信号を受け取りますが、1本のケーブル上の機材がそれぞれどのチャンネルを使うかはユーザーの責任で各照明を設定する事になります。



MIDI=>DMX

PCをマスターにするためのDMXのインターフェイスですが、単なるUSBシリアル=>DMXへのインターフェース製品ならかなり出回っているようで、ネイティブアプリから使うならこれでも良いのですが、Webアプリから簡単に動かすには Web MIDI APIが使える MIDI => DMX の変換が欲しい所です。

という事で今回は Arduino で一度USB-MIDIを受けてDMXに変換するという方法で行きます。MIDI側は@morecat_labさんのmocoLUFAを入れてArduinoをUSB-MIDIデバイス化し、DMX側はTinkerKitからArduino用のDMXマスターシールドというのが販売されていますのでそのまま使用します。

MIDIからDMXに変換するには、MIDIのどのメッセージに対応させるかを決める必要があります。制御を自分で書くならどういう割り当てでも構わないのですが、今回は単純にコントロールチェンジのコントロール番号と値をDMXのチャンネルと値に割り当て、MIDIのコントロールチェンジの値は7ビットなので1ビットシフトして8ビットの値として使用します。これだと制御が微妙に粗くなるしコントロール番号の範囲も0~119でDMXの512チャンネル全てを制御できませんので、もう少し細工をしても良いのですが、まあ取りあえず単純に。

必要なもの(ハードウェア):
Arduino UNO R3これで MIDI メッセージから DMX への変換処理を行います。
DMX Master Shield TinkerKit の DMXインターフェイスシールドです
DMX対応照明機器 Amazon等で探すと数千円の非常に安価なものからあります。
ただし安いものはトラブルも多いようですのでそこは自己責任で
DMXケーブル DMX機器を接続するケーブルは規格上ではXLR 5ピンコネクタを使う事になっているのですが、どういうわけか現在出回っているDMX機器にはXLR 3ピンコネクタを使ったものが多くあります。
DMX Master Shieldは5ピンですので必要に応じて 5ピン-3ピン変換等が必要になります
MIDIコントローラ今回はスライダータイプのコントローラでDMXの各チャンネルを設定する感じにしましたが、これはWebApp次第です。


必要なもの(ソフトウェア):
Arduino IDEArduinoの開発環境です https://www.arduino.cc/en/main/software
DMXMaster LibraryDMX Master用ライブラリです https://github.com/TinkerKit/DmxMaster
mocoLUFAArduinoをUSB-MIDIデバイス化するライブラリです。これはArduinoのメインCPUではなくUSBシリアル部のコントローラの16u2に書き込む手順が必要でちょっと面倒ですが、ここのdualMOCOを使えば、Arduino本体のプログラムとUSB-MIDIでのテストを適宜切り替えながら進められます。
https://github.com/kuwatay/mocolufa

mocoLUFAの書き込みについてはこの辺りが参考になると思います。http://qiita.com/tadfmac/items/9136f47ae1eea99a4ef7
また、mocoLUFAの書き込みに際しては、https://dfu-programmer.github.io/やWindowsならhttp://www.atmel.com/ja/jp/tools/FLIP.aspxが必要になります
Arduino MIDI LibraryArduinoのメインCPU側の標準的なMIDIライブラリで、mocoLUFAでもこれを使用します http://playground.arduino.cc/Main/MIDILibrary


という事で全景はこんな感じになります。


構成を図にするとこうです。


Arduinoのスケッチはシンプルに、MIDIから受け取ったControlChangeの値を2倍してそのままDMXライブラリに渡すだけ。
#include <MIDI.h>
#include <DmxMaster.h>

MIDI_CREATE_DEFAULT_INSTANCE();

void setup() {
  MIDI.begin();
  MIDI.turnThruOff();
}

void loop() {
  if(MIDI.read()){
    int type = MIDI.getType();
    int d1=MIDI.getData1();
    int d2=MIDI.getData2()*2;
    if(type==midi::ControlChange && d1<120){
      DmxMaster.write(d1,d2);
    }
  }
}


また今回使ったWebAppはここにあります。 http://www.g200kg.com/demo/dmx/

できました

動作テスト中です
今回はWebAppで中継してMIDIコントローラから制御しましたが、Arduinoは普通にMIDIデバイスとして見えているので、例えばDAWでコントロールチェンジを送るようなシーケンスを組んでおけば、曲と連動して照明を動かすなんて事もできますね。

黒板をひっかくアプリ

Kouenji Modular Meeting

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先週覗いてきたModular Meeting。なんというかカレーを食べながらモジュラーシンセをつつく会の様子をちょっとだけ。 場所はいつもお世話になっている高円寺マッチングモヲル様です。  
マチモカレー、おいしいです。
@ankgw氏によるブレッドボードによるモジュラーDIY講座
ブレッドボードとユーロラックを接続した図

どうもこういう時って自分が持ち込んだものの写真を取り忘れがち。 DMX経由の照明制御システムを持って行ったのだけど。

Microsoft Edge に Web MIDI API をサポートして欲しい

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ブラウザから MIDI 機器を直接制御できる「Web MIDI API」。MIDIキーボードから演奏情報を受け取ったりMIDI音源を鳴らしたり、音楽系アプリを作るには非常に重要なAPIです。また、ブラウザのアプリからハードウェアの端子を直接叩けるという点でも貴重で、楽器に限らず様々な工作系への応用も可能です。今の所このAPIをサポートしている大手ブラウザは Chrome のみですが、どのブラウザでも使えるAPIとしてもっと広まって欲しい所です。 という事で、ユーザーからの Microsoft Edge 開発チームへのフィードバックとしてこのページから要望を出す事ができます。 メールアドレスがあれば誰でも、3票まで投票できます。 EdgeのWeb MIDI APIサポートに清き3票を! https://wpdev.uservoice.com/forums/257854-microsoft-edge-developer/suggestions/6508429-web-midi-api

Faust勉強会 #1

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8月26日、東京ENGAWAにて第一回Faust勉強会がありました。Faustというのはいわゆる音響信号処理言語の1つです。 https://faust-jp.connpass.com/event/63886/ 実は5年ほど前に、私もその存在を知って一度記事を書いた事があったのですが、Faustで記述したコードからオンラインコンパイラ等を通してVSTやJavaScript等に直接落とせるというなかなか魅力的な機能を持っています。ただし記法が独特すぎてちょっとかじる程度では使いこなせなさそうでそのままになっていました。 以前の記事 : Faustに衝撃を受けた・・・
process = (_,0.5 : * <: *,* :>_ ) ~ _;
ひー、何となくわかるようで初見ではさっぱりわからねーw 今回Faustをがっつり使っているという松浦さん(@tomoya_nonymous)さんの解説があるという事で参加してきました。松浦さんの話では、おそらく日本でFaustをがっつり使っているのは彼一人だけではないかという事で参考資料を探すにはなかなか辛そうな環境ではありますが、WebAssembly の利用やWeb MIDI API との連携等、最新のWeb技術の取り込みも積極的に行われているようです。 勉強会で使用した資料を公開してくださっていますので、これを見れば大体のイメージは掴めるかと思います。 Faust勉強会 #1 資料 第二回勉強会を11月26日あたりに計画しているとの事ですので興味がある人は是非。 とにかく今はFaustを触っている人の人口が少なすぎるので、なんとかFaust使いを増やしたいという所ですね。

メールパスワードのクラック

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8月31日、普段使っているメールアドレスのパスワードがクラックされてスパムの踏み台にされてしまったようです。 今日の3:00頃から、海外IPからメールアカウントの認証を通過されて1万通ほどのスパムを送ってしまった模様です。ご迷惑をおかけした方には申し訳ありません。 多分スパム送信に使われただけで、私宛のメールが消されたりはしていないと思うのですが、もしメールを送ったのに届いていないぽい方がいればもう一度連絡をいただければと思います。 このアドレス自体はあちこちのメールアドレス登録なんかで使っていたので、怪しいリストにも収集はされているようでスパムのリターンアドレスなんかに使われる事はあったのですが、パスがクラックされたのは初めてです。取りあえず対処はしましたが、このメールアドレス自体封印するべきだろうか、困った。

HTML5カンファレンス

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9月24日(日)東京電機大学 千住キャンパスで「Web技術者の祭典」、恒例のHTML5カンファレンスが開催されます。 WebMusicDevelopersJP も展示コーナーを設ける予定ですのでお立ち寄りください。 なお入場には事前の登録が必要です : https://html5j.connpass.com/event/64992/ 日時:2017年9月24日 10:00〜19:30 (9:30開場) 会場:東京電機大学 千住キャンパス 1号館(東京都足立区千住旭町5番) 定員:1,600人 参加費:無料 http://events.html5j.org/conference/2017/9/

サイトをHTTPS化しました

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2017年10月からChromeでは https:// じゃないサイトを表示すると警告が出るという話が流れていまして、対応に追われている人もいるんじゃないかと思います。バージョンで言うと Chrome62 からという事で、どういう挙動になるのかは Chrome Canaryなんかを使えば今のうちに確認できます。 そうでなくても WebMusic 系アプリで重要なものでも getUserMedia とか、Web MIDI API の SysEx 関係とか、https じゃないとちゃんと動かない機能が増えつつありますのでそろそろ潮時なのかなあと思って https 対応を敢行しました。 アドレスバーの所が「保護された通信」になってますね。 もっと簡単にできるかと思っていたのですが、思ったより手間がかかります。 昔作ったアプリなんかはあまり意識せずに書いていたもので、アプリ内部に http://xxx みたいな絶対URLを埋め込んでしまっていたりするのをいちいち修正するのはなかなか面倒です。httpとhttpsが混ざっているといわゆる混在コンテンツになってコンソールに警告が出たりします。全部チェックし切れてなくてまだ解消していないものがあるかも知れません。 それから、これは利用しているさくらインターネットが提供している SNI SSL 特有の問題ですが、http から https へのリダイレクト、いわゆる常時SSL という奴の設定にちょっと工夫が必要なようです。 検索すると結構色々な事例が出てくるのですが、このあたりに公式のドキュメントとしての対応が書かれていますので、これで良いかな。 .htaccessによるアクセス制御

Web Music Demo Party #1

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10月6日、渋谷ヒカリエでライブ + LT イベントの「Web Music Demo Party #1」が開催されます。 WebMusicDevelopersJPでは、今までハッカソンを主体に開催してきましたが今回はライブパーティという試みです。 という事で私も出ますのでよろしくお願いします。 conpassで参加募集開始しています 主催:Web Music Developers JP、 teratail 日時:2017/10/06(金)19:30 〜 22:00 場所:レバレジーズ株式会社 渋谷区渋谷2-21-1 渋谷ヒカリエ17F Web Music Demo Party #1

TFoM2017 東京モジュラーフェスティバルが開催されます

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モジュラーシンセイベントとして国内最大級の TFoM2017 が 11月18日-19日、渋谷の RedBull Studio で開催されます。 g200kg のブースも出しますのでよろしくお願いします。 Tokyo Festival of Modular 2017 the 5th year special !! Live concerts, 30+ synth maker booths, premium sponsor lectures, second-hand modules corner, DIY workshop... 日時 : 11月18-19日 展示/デモ 13:00-17:00、 コンサート 18日 17:00-22:00 19日 17:00-21:00 場所 : Red Bull Studios Tokyo Hall 5F (ブース展示、デモ)、Contact , Shibuya(コンサート) 東京モジュラーフェスティバル 2017

CVtoDMX I/F 試作中

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作りかけだった CVtoDMX I/F が工作が雑なのは別にして、だいぶ形になってきたので紹介しておきます。 ベースは Arduino なので USB か電源アダプタで動作します。左上の XLR 5ピンコネクタが DMX 出力です。ここに DMX 対応の照明機器を数珠繋ぎにしていきます。DMX 部は TinkerKit DMXマスターシールドを使っていますが、最近の DMX 機器は XLR 3ピンが多いので必要に応じて5=>3ピン変換が必要です。 右に並んでいる3.5mmジャックがCV1~CV4の入力で、ここにユーロラックシステム等から 0~5V のCVを入力します。 CV と DMX の対応は USB で接続した PC から設定しますが、一度設定しておけばこのボックス単体で動作可能です。 設定画面は下のような感じで Chrome で動く Web アプリになっています。下半分の表の部分が動作を記述した部分で、例えば最初の行は CV1 が 0=>5V に変化すると DMX の CH1 が 0=>127 に変化する事という意味になります。 2~4行目はRGB制御のパーライトを想定したもので、DMXの2-4チャンネルがそれぞれRチャンネル、Gチャンネル、Bチャンネルに相当します。どれも CV2 入力で制御され、CV2 が 0~5V に変化すると、Rは255=>0=>0、Gは0=>255=>0、Bは0=>0=>255に変化し、ライトの色は赤=>緑=>青になります。 また PC と接続している場合は、MIDI デバイスとして見えていますのでPCから送る MIDI-CC (CC#0~CC#7) を制御のソースにする事もできます。 動作中の動画が下にあります。 シンセのCVを照明用に効果的に使うには一般的な調光卓とは違うアプローチが必要なのかなと思って今の所こういう方向になっていますが、まだ試行錯誤中。 という事でもう少しちゃんとした工作で何個か作っても良いかなとは思っているのだけど、果たしてどれくらい需要があるのだろうか? もしあれば買いたいという方がいたら twitter とかで連絡ください

9月24日、HTML5カンファレンスが開催されました

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9月24日、東京電機大学(TDU)北千住キャンパスで今年もHTML5カンファレンスが開催されました。Web技術の各テーマに沿ったセッションと共に、各企業や団体によるブースも展示されています。 という事で Web Music Developers JP もブースを出してきました。
北千住駅のすぐ近くにあるTDUのキャンパスです
HTML5カンファレンスの看板はこんな感じ
展示ブースの部屋は各セッションの間の休憩時間に集中的に人が増えます。
今回のWeb Music Developers JPのブース。私と@takmizさん、@tadfmacさんの持ち寄りです。
私が持ち込んだのはLiveBeatsにDMX照明制御を組み合わせたものです。
こちらは@takmizさんのTrend Sampler。SNS上のトレンドワードを音声化して再生するサンプラーです。
@tadfmacさんの缶叩き機。今回はminiバージョンですが、シャウティングチキンという鳥のおもちゃの声をトリガーにして缶を叩く謎の機械です。
展示ブースの部屋の一口にガチャ。
CyberAgentさんがやっていたアンケート、興味深いです。うむ、やはり WebAssembly だな。
レバテックさんのフォント当てクイズ。当てるとお菓子がもらえます。
こちらは恒例の CodeIQ さんのお菓子コーナー。
Pixivさんはライブコーディング、というか普通に会社の仕事をここでやっている疑惑。
こちらは転職ドラフトさんのガチャ。ていうか転職系多いな...
カヤックさんでは、去りゆくFLASHさんにメッセージを残そうという企画。

という事で無事終了しましたが、今回照明系に手を出したもので荷物が多い。荷物が多くなると疲労が激増するというのを実感しました、いや疲れた。 どういうわけか今年の展示ブースは企業ブースが殆どで怪しげな機械を持ち込むコミュニティのような所は我々だけで、ちょっと空気を読んでいない感はなくもないんですが。 前回 html5j の部活動ブースみたいな謎展示が目立っていたのに比べると企業ブースのビジネス感が高まった感じですかね。転職系のブースが幾つかありましたが、Web技術系、人不足なんでしょうか。

今更ですが Web Music Developers JP フロントページ

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このところ「Web Music Developers JP」名義での各種イベントの主催や参加が矢継ぎ早にあるのですが、このWeb Music Developers JP の実体は取りあえず Google groups のメーリングリストではあります。 https://groups.google.com/forum/#!forum/web-music-developers-jp ただ、イベント等でこのコミュニティの紹介をする際に Google groups の URL しかないとちょっと締まらないので、なんとなくそれらしいフロントページが欲しいな、という事で今更ですけど Web Music Developers JP のページができました。まあ表紙だけで中身はあまりないのですが、コミュニティとしてのイベント開催/参加の際は案内をアップデートして行きたいと思いますので、コミュニティを紹介する際にでも使っていただければと思います。 https://webmusicdevelopersjp.github.io/

ChromeでWebGLをぶん回しながらWebAudioで音を出す

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今までかなーり古いMacBookAirを使っていて、さすがにパフォーマンス的に問題が出てきたので新しいMacBookProに乗り換えました。基本的にメインマシンはWindowsなのでMacは持ち運び用なんですけどね。小さいのが良いのだけどAirの11インチモデルが無くなってしまって重さはともかくAirの13インチよりProの13インチの方が小さいというのもあるし。 しかしまあ、これで今まで問題だったChromeでWebGLをぶん回しながらWebAudioで音を出す系の奴も快適に...と思ったらどうもそう簡単でもないようで。 今までChrome上で起こっていたシェーダープログラムのコンパイルが走った瞬間に一切合切1秒間ほど固まったりというのは無くなってCPUの性能向上は確実に感じられるのだけど、どういうわけか動作中の何気ない瞬間に「ぷち」とかオーディオデータのアンダーフロー的なノイズが入ったりします。これは今までAirで走らせていた時はなかったんだがなぁ。MacBookProめその程度か。 それでどうしたものやらと弄った結果、結局これは確定ではないけどWebGL/シェーダーにかかる負荷がディスプレイがRetinaになって激増したせいではないかと推察。もともとChromeの設定としてもMacの音関係はWindowsに比べてレイテンシーが小さく、それ故に楽器系には向いているのだけど負荷がかかった時のアンダーフローには弱いのだよね。 となると、もう少し負荷を下げるためにWebGL周りでレゾリューションを調整したりフレームレート落としたり、というのが正攻法かも知れないけど、取りあえずChromeのオーディオバッファを増やすという手段に出てみました。 Chromeの各種設定ができるChrome:flags画面にも載っていないしあまり情報はないのだけど、起動オプションで --audio-buffer-size=xxx という奴が使えるようです。まずはターミナルから起動してテスト: open /Applications/Google\ Chrome.app/ --args --audio-buffer-size=2048 Chromeのアプリは "Google Chrome" なので途中のスペースをバックスラッシュでエスケープする必要があります。--args の後ろが起動するアプリに渡されるオプションになりますのでここに --audio-buffer-size=2048 を渡します。 これで起動したChromeはオーディオバッファサイズが指定の通り大きく設定されますのでノイズが改善されるかどうか確認します。なおこの指定が無い場合のバッファサイズはOSXでは256ですが、Windowsではもともと512のようです。この指定はChrome内部の処理ブロックのサイズに影響を与え、例えばScriptProcessorに渡ってくるデフォルトのバッファサイズはこのサイズの4倍になります。 内部の処理がどう分割されているのかわかっていませんが、44.1kHzで2048サンプルは46msecくらいですのでかなり長めですね。当然ながらバッファサイズが大きくなるとレイテンシーは悪化しますので音にノイズが乗らない範囲でバッファサイズは小さくする必要があります。レイテンシー46msecだとリアルタイム楽器関係はちょっと演奏できません。 これでいけそうなら、毎回ターミナルから起動するのはいまいちなのでアイコンから起動できるようにします。多分ここから先は色々手段があると思いますが、取りあえずAutomatorで。 「シェルスクリプトを実行」をドロップしてコマンドラインを指定します。 これをアプリケーションとして保存して完成。 このままだとアイコンがAutomatorのものになるのでChromeのアイコンにしたければ、両方の「情報をみる」画面の左上のアイコン間でコピペできます。 まあこれでWebGLをぶん回しながらWebAudioで音を出す系アプリでの音切れは回避できたのですが、問題がないわけではないんですよね。バッファを大きくすると当然レイテンシーが大きくなるので操作に対して本当にリアルタイムで反応しないといけないようなものには不向きです。 それから気を付けないといけないのは、オプションを付けていない通常のChromeが動作している状態だと、これで起動してもオーディオバッファが増えた状態になりませんので、必ずChromeを完全に終了させてから起動しないと効果がありません。やっぱりちょっと使い方として厄介な感じはありますが、まあこんな姑息な方法もあるという事で。

Web Music Demo Party #1が開催されました

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あいにくの雨でしたが、Web Music Demo Party #1、一応無事終了かな? 今回DMX照明をごちゃごちゃと持ち込んだのでセッティングが色々ヤバめであまり写真とか撮ってる余裕がなかったな。
ライブ勢のセッティング。手前から私、@toyoshimさん、@sascacciさん、Nomotoさんの順です。
私のセッティング。音はLiveBeatsのみなのでモジュラーはなし。変わりにDMX照明を並べています。パーライトがまぶしいのでこの後、後ろに移動しましたがそれだと状態が全く見えないのでどうするべきか迷う所
@sascacci + Naoki Nomotoさんのセッティング。Tidal+モジュラーのライブコーディングとWebベースのVJの組み合わせです。良いものを見た。
LT勢の怪しいブツ。Maker Faire Tokyo 2017 で一部のマニアの間で話題になったFM音源チップ、YMF825を搭載したロボット。えっ
HTML5カンファレンスの時にもいた@tadfmacさんの例の鳥。今日は「ち~ん」と共に登場

印象的だったのは@sascacci + Naoki NomotoさんのTidal/Modular+VJかな。それぞれ別に作ってきて現場でぶっつけで繋いだとは思えない完成度。素晴らしい。 今回はライブとLTの組み合わせという試みで、会場がIT系オフィスビルなのでライブをやるには音量的に厳しい感はあります。こういうスタイルでやるベストな環境ってどうすれば良いのかなあ

ROLI Blocks ハッカソンとかABC2017とか

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Web Music Demo Party #1 が終わったばかりですが、昨日今日は六本木Googleオフィスで ROLI Blocks のハッカソンがあったのだよね。私は日程が色々と連チャン過ぎて行くのを断念したのだけど、何か面白いものできたのかなぁ、発表だけでも見に行けばよかった。プレゼンの様子の配信とかやってくれるのかな? しかしROLI製品の音楽系ギークの心を揺さぶるセンス、いいよねー。
TOKYO BLOCKS HACKATHON


そして今度の土曜日、10月14日には ABC2017 (Android Bazaar and Conference 2017) が川崎で開催されます。こちらには Web Music Developers JPブースがちょっとだけ出る予定です。ただしあまり音は出さない、かな? 私としてはせっかくの近場だし照明機材だけ持ち込むつもりです。(Androidとの関係については、その気になればAndroid端末からでも制御できる、という程度の関わりですがその辺はかなり緩いっぽい :)
Android Bazaar and Conference 2017 in KAWASAKI
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